技術|乾式間仕切に対する下地鉄板挿入について

乾式間仕切に対する下地鉄板挿入について

乾式間仕切に吊り戸棚やペーパーホルダー等を取り付ける場合、合板12mm程度の増し張りや軽量下地に0.6~1.2mm程度の下地鉄板を取り付けるのが一般的となっております。
固定強度試験に関しては、「財団法人ベターリビング 優良住宅部品性能試験方法書」 の 「つり戸棚の固定強度試験」等にて選定されている場合がございますが、吊り戸棚の耐荷重を考慮し選定することが重要となります。

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上記試験結果により、通常の吊り戸棚の耐荷重を120kg程度と想定した場合、下地鉄板がなくとも4箇所にて固定を行えば強度的に問題ないと思われますが、扉の開閉や長期的な使用を考慮するとビスの引抜きの影響が発生することが予測される事から、t=0.8mm程度の下地鉄板を配置することが理想的と判断いたします。


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手すりの取付部補強に関して

固定強度試験に関しては、「財団法人ベターリビング 優良住宅部品性能試験方法書」の「歩行・動作補助手すり」に定める「歩行補助手すりの水平・鉛直荷重試験」に準じ、各メーカーの手すり製品の強度判定基準に基づいて施工する事が重要ですが、手すりの最大スパンが1800mmの製品もある事からメカナット等を採用したボルト工法がより安全と考えます。

※水平・鉛直補助手すりの水平荷重試験(試験方法の詳細より抜粋) 水平方向に、最大1800mm以下の場合には1,150N(120kgf)、最大スパンが 1800mmを超える場合には、最大スパン長さをLmmとして、1150L/1800N(L/15kgf)の最大荷重に達するまで連続して行う。