基礎知識|防火区画・耐火性能区分

防火区画・耐火性能区分

耐火構造

建築基準法 第2条第7号 耐火構造:壁、柱、床その他の建築物の部分の構造のうち、耐火性能(通常の火災が終了するまでの間当該火災による建築物の倒壊及び延焼を防止するために当該建築物の部分に必要とされる性能をいう。)に関して政令で定める技術的基準に適合する鉄筋コンクリート造、れんが造その他の構造で、国土交通大臣が定めた構造方法(*1)を用いるもの又は国土交通大臣の認定を受けたものをいう。

* 1:平成12年 5月 30日 告示第1399号

耐火性能に関して政令で定める技術的基準

耐火性能に要求されるものは、
 ①延焼を防止すること(他からもらわない、他へ拡げない)
 ②火災による耐力低下を防止し倒壊しないこと
 ③避難経路を確保すること
 ④火災後には修繕により再使用できること
であり、令第107条では以下の第1号のように、この耐火性能を建築物の部分ごとに、構造耐力上支障のある変形、溶融、破損その他の損傷を生じない時間で規定し、第2号で壁及び外壁について、第3号で外壁及び屋根について、これに加えての性能も規定しています。

第1号

防火区画・耐火性能区分 図1.bmp

  • 上表最下欄にあるように、階に算入されない屋上部分がある場合はその直下階を最上階とし、屋上部分は最上階と同一時間となります。また、地階の場合は階に算入されない部分でもこの表に関しては階に算入します。

第2号 <建築基準法施行令第107条第2号(間仕切壁(非耐力壁):1時間)

防火区画・耐火性能区分 図2.bmp

*可燃物燃焼温度:平成12年 5月 31日 告示第1432号

第3号

防火区画・耐火性能区分 図3.bmp

*可燃物燃焼温度:平成12年 5月 31日 告示第1432号

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